2021.8.9
夏の紫外線・頭皮についてのお話
紫外線が1年で最も多いとされる7~8月、顔や体のケアには注意が必要ですが、頭皮や髪へのケアはおろそかになりがちです。実は顔と頭皮は繋がっていて、頭皮のケアを怠ると、乾燥によるダメージやパサつきは勿論、皮膚が老化し、抜け毛や薄毛、白髪といった症状を引き起こしてます。髪は日常生活でも摩擦や熱、静電気等、かなりのダメージを受けていて、紫外線によって、キューティクルがダメージを受けると、枝毛や切れ毛、髪の毛の退色に繋がります。
さらに、汗は頭皮にもかいており、寝ている間にかいた頭皮の汗をそのままにしておくと、毛穴詰まりやニオイ、かゆみの原因となり、湿気の多い日本の夏は頭皮にとって実は油断ができない
季節なんです。日中は紫外線による頭皮ダメージ、夜は寝汗と枕カバーに付着した菌の影響による頭皮環境の悪化と、夏の頭皮は一日中負担がかかります。

では紫外線によるダメージをそのままにしたらどうなってしまうと思いますか?
【髪質の悪化】
髪の大部分は「ケラチン」というたんぱく質でできていて、ケラチンは様々なアミノ酸が結合して作られています。しかし、髪に紫外線が当たることにより、髪を構成しているアミノ酸(シスチン、チロチン、フェニルアラニン、トリプトファンなど)が酸化し、変化してしまいます。それによりケラチンがダメージを受け、髪を保護する役割を担っているキューティクルが剥がれ落ち、結果、枝毛や切れ毛の増加、ツヤの減少、パサつきなど様々なトラブルが起きます。キューティクルが剥がれることで、カラーリングも色落ちしやすくなります。
【頭皮の日焼けによる薄毛・抜け毛】
健康的な頭皮は青白い色をしていますが、頭皮が日焼けすると、ピンクもしくは赤味が出て、頭皮が炎症を起こし、頭皮のバリア機能が乱れて乾燥している状態なので、乾燥によってフケやかゆみがでることもあります。また、この状態が続くと、毛根がダメージを受け、健康な髪が生えてこなくなってしまい、抜け毛、薄毛を誘発する可能性もあります。
【健康な頭皮】

【日焼けした頭皮】

寝ている間の頭皮環境に要注意!!
蒸し暑い日本の夏、寝ている間に汗をかく方も多いのではないでしょうか。
頭皮も例外ではなく、汗に加え、頭皮は顔に比べて2倍皮脂腺の数が多く、頭皮の汚れなども枕カバーに吸収され、気付かない間に枕が雑菌とダニの温床になっていたり、これらもかゆみやニオイといった頭皮トラブル原因となります。
女性は男性に比べ、髪の毛が長いのでニオイがこもりやすかったり、月経によるホルモンバランスの乱れが原因で寝汗を多くかくこともあります。
日々の体調を気遣っていくことも必要なのです。
紫外線による皮脂の酸化は大敵!!
夏は、紫外線が多い季節です。紫外線によって頭皮の皮脂が酸化し、毛穴に詰まって固形化すると、
いつも通りのシャンプーでは落としづらく、髪の成長を妨げてしまいます。また、大量の汗や酸化した
皮脂でべたついた頭皮を放っておくと、雑菌が増え、炎症や湿疹、においの原因になり、髪にダメージを与えやすくなります。

紫外線をさける頭皮ケア!!
とてもシンプルな方法ですが、帽子をかぶって日差しを避けるようにしましょう。遮光率が高いツバ付
きの帽子があれば、なおベストです。仕事などで、帽子をかぶれない時には、日陰を歩いて、紫外線対策が頭皮に直接当たらないように心がけるのもひとつです。
屋内に入ったらすぐ帽子を脱いで頭皮の緊張を緩めてあげましょう。
正しいシャンプ-のやり方
ステップ1
■充分なシャワーのお湯で地肌についた汗やホコリなどの汚れを落とす。
■手にシャンプーを取り、髪の根元で泡立てる。
耳の上から頭頂部に向かって地肌に触れながらつける。
(泡立てずに髪をごしごし洗うのはNG。硬い髪で頭皮が傷つき、かゆみや炎症の原因になります)
ステップ2
■泡がしっかりたったら指の腹でしっかりもみ込む。
1.首の付け根から頭頂部へ
2.耳の上から頭頂部へ
3.額の生え際から頭頂部へ
ステップ3
■指の腹を密着させたまま円を描くようにして、
頭頂部や額の生え際・耳の後ろや側頭部を洗い、
その後シャワーでしっかりすすぎます。
是非お試ししてみてください!
手軽にベタつきや皮脂汚れのケアができるアイテムとして
エステシモのリウェイクシャワーがおススメです!
以前のブログでも紹介させていただきましたが、持ち運びもラクラクで外出中に汗やにおいが気になった時にササっと使えるので、
頼もしいです!
シャンプーするまで放置せずに頭皮ケアができるので是非とも試してみてください!
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